再集結に思うこと
D.C.7/7/09


遅ればせながら聖飢魔II再集結とのこと。率直な感想を言えば複雑な気分です。


あれだけの魅力を持ったまま解散した聖飢魔II、見たくないといえば嘘になります。しかし、その反面あれだけの魅力を持ったまま約束どおり解散したのだから、今更立つ鳥後を濁してほしくないという気分もありました。機能美と言うか形式美というか、そういった所も聖飢魔IIの魅力の一つだと思っていましたので、再集結はなんだか違う気がしました。


しかし、再結成ではなく再集結なんだという元長官のお言葉が楽にしてくれました。正直、再結成するにしても今の時期に...という思いだったのですが、再集結でお祭りなんだと言うことなので、橘の中ではかなり気持ちがすっきりしました。もしかしたら閣下を始め元構成員はみなそういう気持ちでの再集結計画だったのかもしれませんが、橘にはそれは読み取れませんでした。やはり、「わかる人にはわかるだろう」と言うことは「わからない人にはわからない」のだなあと痛感しました。


今まで橘は、わかる人にだけわかればいい。わからない奴が知った風に間違ったことを言っても、それは知らないそいつがかわいそうなだけで、「ああ、なんてかわいそうな奴なんだ」と笑って済ませればいいと思っていました。しかし、それでは伝わるべきことは伝わらないのだなあと実感しました。わざわざ言うべきことではないと発信側が思っていても、受け手は言われなきゃわからないという事は理解はしていたのですが、それの言う言わないの閾値が今までは高かったと思います。別に利益サイトではないので見てくれる人をお客様扱いしてなんでも平身低頭受け入れるような姿勢である必要は無いと思っていますが、再集結のいい機会なので、これからは閾値を少し下げて、橘の見てきた聖飢魔IIを少しずつ紹介していけたらなと思います。



[ 橘 飛魔にだらだら言わせて ]
橘 飛魔にだらだら言わせて
Written by Asuma Tachibana